2012.09.09 Sunday
重陽の節供(追記しました)
おはようございます!今日も一日楽しみましょうね
昨日伝えるの忘れてたーので臨時更新。
本日九月九日は重陽の節供(旧暦では今年は10/23)
九は陽の最大奇数ですので、これが重なる今日は陽の気が強まることから邪を避ける日です。
1/7 人日の節供:七草
3/3 上巳の節供:ひな祭り、桃
5/5 端午の節供:こどもの日、菖蒲
7/7 七夕の節供:たなばた、竹・笹
9/9 重陽の節供:菊
で五節供なのですが、最近は重陽の節供を祝う方は少ないのではないでしょうか。
でも季節ごとに厄払いするのは大変オススメですので、重陽の節日をお祝いされない方でも
なるべく簡単に実行できて、今日行うとなんとなく良いことを書いときますね。
○菊を飾ったり、菊花酒、菊花茶を飲む、菊風呂に入る(菊は黄色で)
○山やビルなど高いところに昇って景色を眺める
○黄色で蒸してある食べ物を食べる 栗カステラ、栗ごはんなど
○窓を開けて風通しを良くする
○陶磁器を使う
○月を眺める
どれかひとつでもおまじないとして楽しんでもらえれば幸いです〜
今日間に合わなくても今年は10/23に行えばおkです。
ほなほな良い一日を☆
☆☆☆☆☆☆☆
ということで、午後からは京都嵐山の虚空蔵法輪寺で行われた重陽の節会の法要に出かけてまいりました
法輪寺の御本尊、虚空蔵菩薩さまが菊の花を愛玩していらっしゃったことから御前において
「菊の節供」を執り行っていらっしゃいます。
法要では菊にちなみ金剛流の舞囃子「枕慈童」の奉納や、菊花酒がふるまわれ、沢山の方がいらしていました。
それと、今日は邪気を払うために身に着ける茱萸(ぐみ)袋を受けてまいりました。
節供のときはは芳香がある植物を身につけて、邪気を払うという風習があります。
菊や茱萸を重陽の節供で用いるのは以下の中国の故事が元になっているらしいです。
河南省汝南に桓景という人が住んでおり、道士の費長房の弟子でした。
ある日、師匠の費長房が「九月九日にお前の故郷へ災難が降りかかるだろう」と予言し、
そのわざわいを避けるためには、、茱萸の袋を腕に結び、山へ登って菊花酒を飲むようにと告げました。
桓景は急いで帰郷し、家族を連れて、師匠に言われた通りに実行し、家へ戻ってみると
鶏、犬、羊、豚など飼っていた動物は皆死んでいました。
驚いて、師匠にこの話をしたところ、「動物たちが家族の代わりに厄を引き受けてくれたのだ」と言われました。
この話が広まって、 9月9日には茱萸を腕に結んだり、登山をしたり、菊花酒を飲む風習が生まれたとされています。
中国や日本の一部では災難・厄除けを願い、菖蒲で作った薬玉を端午の節供に
柱に掛け、重陽の節供にはこの薬玉を捨てて、替わりに茱萸袋を掛けるそうです。
本来は収穫を祝う秋の時期に行われていた重陽の節供ですが、今では暦がずれてしまったため
他の四つと比べてなかなか地味な節供となりました。
私も食用菊を求めてあちこちさまよいましたが、手に入らなかった
もし今まであんまりご存じなかった方でも、頭の隅に覚えて下さると嬉しいです。
それでは今日の節供が変わり目となり、明日からのあなたがより輝きますように
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Love&Thanks&Happy! あまうず
- Comment
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- そういえば、菊は日本の国花ですね!
- 2012/09/09 4:42 PM, from ナーム
- ナームさま
コメントありがとうございます!
確かに桜や菊は事実上の国花ですね☆
菊は不老長寿の力があるとされ、後鳥羽上皇が愛したので、皇室の紋章として扱われるようになりました。
因みに重陽の節供は栗ご飯を食べる習慣があったことから、「栗の節句」と呼ばれることもあるそうです☆
- 2012/09/09 9:18 PM, from あまうず
- お久しぶり!元気かい?
どこのエントリーにコメ残そうかと思っててんけどさ、
私去年のこの日を選んで入籍したんだよー。(地味やろ?)
とりあえず玄関に菊を飾ったりなんかしてこれまた地味に祝ったでw
またケータイにメールするね。 - 2013/02/28 10:55 AM, from たなべのまり
- まりちゃん☆
コメントめっちゃ今更ですがありがとう(○'3′)人('ε'○)
そして入籍おーめーでとうー!!!
まりちゃんの結婚生活がこれからも光り輝く素敵なものでありますように☆ - 2013/05/28 12:32 AM, from あまうず
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